とある備忘録

圧倒的にアウトプットが少ないなと思って始めました。 ネット等で得た情報を自分の考えを通して発信します。

青酸カリの化学式は?

気になったことは調べてアウトプットしておこう
特に何の必要性もなくパっと思い浮かんだ青酸カリの化学式ってそういえばなんだっけなという疑問。
今まではすぐ調べたりまあいっかとスルーしていたりもしたけど、せっかくこのようなブログを始めたのだから調べて書き留めておこう。

 

青酸カリとは青酸カリウムの略であるのは一般的だが、さらに言うとシアン化カリウムである。
ああシアン→青と日本語で表現していたのかあ。
ここまで来れば化学式は大体予想できそうです。
炭素原子Cと窒素原子Nが三重結合し、カリウムKとイオン結合したKCNのようですね。めっちゃ単純だった。

気になる毒性ですが、経口致死量は成人の場合200 - 300mg/人と推定されているようです。
よく推理物で少量をサラサラと入れ事件に用いられていますが、イメージ通りですね。
どういう原理で死亡するかというと、胃酸との反応により生じたシアン化水素が呼吸によって肺から血液中に入り、一酸化炭素と同様にヘム鉄に配位結合して酸素との結合を阻害するためであるとのことです。一酸化炭素中毒の原理だったんですね。

あれ?じゃあよく見る血を吐いて倒れる人は?と思いそこも調べてみると、経口摂取の場合胃に届く前にまず食道を通るので、そこで火傷を負い大量の血を吐くことになるとのことでした。めちゃくちゃ苦しそうです。
なんでそんな危険なものが存在するのかというと、工業的に必要なもので毒物及び劇物取締法によって管理されているのでそんな簡単に手に入るものではなさそうですね。